富田林署から脱獄した容疑者の足取り

現在大阪府富田林市の大阪府警富田林署で留置されていた樋田淳也容疑者が逃走してますね。 連日メディアを賑わしていますが、未だ捕まる気配はありません。

そこで、現在判明している逃走の情報をまとめてみました。

 

1.逃走の発生

 

8月12日午後8時半ごろ、樋田容疑者は富田林署から逃走しました。その直前まで、樋田容疑者の弁護士と接見しており、その後逃走した模様です。接見する部屋では弁護人と容疑者の間にアクリル板があってスペースが仕切られている形になっており、また容疑者側のスペースの扉は外から施錠がされている様式になっています。しかし、弁護士側の扉は弁護士が中から自由に出れるように鍵が開放されているため、樋田容疑者はアクリル板を破って弁護士側のスペースから出て逃走したようですね。また、本来弁護士側の扉にも接見が終わったことを知らすブザーが付いているのですが、この富田林署のブザーは電池を入れておらず、扉の開け閉めに職員が気づかなかったようです。これは大阪府警の失態と言えますね。

 

2.逃走範囲

樋田容疑者は富田林署を出た後、同署付近の赤い自転車を盗み実家のある松原市付近へと逃走を図った模様です。事実、松原市の実家付近でミニバイクの盗難が発生しており、その1キロ範囲で樋田容疑者が乗り捨てたと思われる赤い自転車発見されました。がそのため、大阪府警は樋田容疑者が土地勘のある松原市周辺を逃走経路としたとして捜索を行っております。

  また、樋田容疑者と関係があるのかはっきりとは不明ですが、羽曳野市大阪市平野区生野区でひったくりや盗難事件が発生しております。そのため、現在の逃走範囲は大阪府全域まで広がっていると思われます。

 

3.樋田容疑者の特徴

 

樋田容疑者は逃走前、ひったくり・放火・傷害・性的暴行の容疑で逮捕されていました。

どれも死人は出てませんが、危険な容疑者であることには変わりありません。身体的特徴としては163cmの中肉中背、逃走時は黒い長袖ジャージーに灰色のスウェットズボン、白いスニーカーを着用していたようです。また、左ふくらはぎに入れ墨が入っており、打ち出の小づちを持ったウサギが米俵に足をかけているような図柄だそうです。

 

4.管理人の樋田容疑者の現在、これからの予想

 

樋田容疑者は窃盗を繰り返しながら逃走しているため、服装も逃走当初から変化している可能性は高いですね。しかし、手配書の公開によって顔が割れている現在、店舗の利用は出来ない(というかリスクありすぎて流石にやらない)はずですから、髪型・ヒゲの伸びなど細かな清潔面の手入れはできてないはずですし、もちろん風呂も入ってないでしょうから、逃走から6日経った現在なかなか小汚い格好になってそうですね。また、逃走範囲としては大阪府に潜伏している可能性は少ないと思います(独断と偏見ですよ)。例えば大阪府の真隣にある兵庫県尼崎市奈良県に移動している可能性もありますね。

どちらにしろ、大阪府警の警察官が3000人規模で捜索している現在に他県の警察も加わるとなると捕まるのも時間の問題ではないでしょうか…  匿っている人がいなければの話ですが。

 

しかし、このような逃走事件が起こるたびに管理人思うのですが、容疑者たちはなぜリスクを冒してまで逃げ出すんでしょうか?現在捕まっている罪に加え逃走の罪も刑期に含まれるようになるんですよ? 昔あった市原隼人さん主演のドラマ"ランナウェイ"並の劇的な動機とないでしょうしね…(あれは感動しました。是非DVDをレンタルしてみてください)