英語って本当に必要なの?日常生活とビジネスでの英語の意義

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段、生活をしていると、

 よく『これからの世界で生き残るためには英語が必要だ』『国際社会において英語を身につけておくのは当然』など、英語学習を重要視する意見を聞くことはありませんか?

 

就活において、英語力を測る手段としてTOEICのスコアを選考基準に入れる企業が増加してきたり、

2011年から小学校で5・6年生を対象に外国語学習活動が学習指導要綱に組み込まれ、さらに2020年以降には英語が教科として正式に組み込まれるようになるなど、

ビジネス界隈だけでなく、国を挙げて英語学習を重要視するようになってきました

 

しかし、大学生の方や実際に社会に出て働いている人の中には"なぜ英語ばかりが大切だとなっているのか"という疑問を抱く方も少なくないと思います。

 

実際、普段の日常生活や仕事において英語が使えなくて困ったという場面に出くわした方もあまりいないのではないでしょうか。

 

そこで今回は、英語がこれほどに重要視されている理由について、日常生活とビジネス面・就活での理由に分けてまとめてみました!

 

 

Q.そもそもなぜ"英語"なの?

 

A.英語が世界で一番話されている言語だから

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確かに、世界には様々な言語が溢れているため、勉強するなら中国語やフランス語などでもいいのでは?と考えることもできます。

 

しかし、現在世界で最も広く使われているのは紛れもなく英語です。

 

2014年時点の情報ですが、世界の国と地域で見て、英語を公用語として使っているのは58カ国と21の地域があります。

 

また、国際連合EU国際オリンピック委員会など、英語を公用語としている世界の主要組織も多く、世界全体でもコミュニケーションをとるツールとして英語を使用する流れが存在しています。

 

 そのため、英語を学ぶことは世界の人々と関わるために必須のものとなって来ているのです。

 

 

Q. 普段生活していて使わない英語を学ぶメリットって何?

 

A1.世界基準でのグローバル化による人々の関わり方の変化

 

近年、外国人観光客や海外から日本への移住者が増加してきています。

 

これは、第二次世界大戦以降から存在する、国際平和や、情報技術の進歩のためなどの観点により生まれた、「他国ともっと関わりを深めていこう!」という考え方である"国際化"の影響によるものです。

 

そのため、もっと他国の文化を知りたい、技術を学びたいというという人が世界規模で増加しています。実際、日本でも海外へ留学をしに行く人の割合が増えていますね。

 

これにより、これからの時代、今よりももっと国際化の波は進み、海外へ行くのが当たり前になり、身近な場面に外国人の方が存在しているという生活になると思われます

そのため、日本で出会う外国人の方とのコミュニケーションツールとして、英語学習が必要となるわけです。

 

 

A2.他国の文化・技術を学び取り入れるため

 

外国の文化を学ぶために英語を身につけるという理由もあります。

 

現代の日本でも、海外での文化・マナー・生活様式を取り入れている場面は多くあります。これらは全て、実際にその国で生活してみたり、本やメディアなどで技術などをマネて取り入れることができています。

 

そのため、マネをするために内容を深く理解することを前提として、外国語を学ぶ必要があります。

 

 

Q.実際にビジネスの場面では英語を使うの?

 

A.  職種によるが、英語必須のものも多くなって来ている

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英語を普段から使う職種というのは、外資系企業など、その会社の社員として外国人が働いているところや、海外マーケットを相手とする大手の金融専門職、海外進出をしている大手の自動車メーカーなどがあります。それらの企業では、会社の中でも英語を公用語として使っているところもあるようです。

 

そのため、会議やプレゼンなども英語で進めているため、スピーキング力やリスニング力など、発展した英語の力も必要となって来ており、よりレベルの高い英語力が求められます。

 

また、取引先の相手が外国人である場合、社員が英語を使えることは会社全体の利益にも関わって来るため、就活の段階で英語が出来ない者はその企業をそもそも受けれないなど、フィルターがかかっているようです。

 

この他にも、観光産業や一部のホテル従業員なども英語が必要になってくるものもあります。これは外国人観光客の増加によるものですが、対応するには数人英語が使える社員・従業員がいれば充分なため、就活の時点で英語力が試されるということはありません。

 

 

Q 就活でTOEICなどの英語の試験は重く見られるの?

 

A.大手企業はスコアによって足切りしている

 

これも企業・職種によるのですが、やはり上記の通り仕事において英語が関わって来るものは就活の書類選考の段階でTOEICTOEFLのスコアを重くみる傾向があるようです。

 

TOEICのスコアにおいて、英語の基本ができているとされる目安の得点は600点〜とされており、最低限その点数を取っていれば海外へ関わる職種には着任できると考えられてます。

 

しかし、やはり外資系や大手メーカーなどは競争率が高いためか、TOEICのスコアで言ったら800点以上など、高得点を得ていなければならないようです。

 

ちなみにTOEICスコアの基準が800点以上の企業はこれだけあります

<800点以上>
楽天
コナミデジタルエンタテインメント(ゲームプランナー)
サテライト(海外担当)
大阪ガス(国際会計)
住友不動産
野村不動産
<850点以上>
オーストラリア大使館(商務官)
野村ホールディングス(グローバル型社員)
NTTコミュニケーションズ
<900点以上>
リソース・グローバル・プロフェッショナル・ジャパン
パナソニック(国際広報担当)
韓国サムスン

 

 

また、TOEICTOEFLはあくまで英語の基礎力を測るテストです。そのため、それらを応用したスピーキング・ライティングなど、国際社会で働くときにおいて必要となってくる力を選考時また別のテストで測る企業も存在しているようです。

 

 

Q. 転職の時は英語勉強しといた方がいいの?

A.実務経験の方が優先の職種もある

 

転職の際、英語が必要となってくる職種・企業はありますが、職種によっては全く関係のないものも存在しています。

 

例えばITエンジニアなどは転職の際、その人の英語の力よりも仕事内容の知識、実務経験を重くみる傾向があるようです。

 

また、金融業のメガバンクなどでは、就職の際は英語が試されるが、転職の時では特に見られないといった事例もあるようです。

 

 

 

 

まとめ

 

このように、普段生活をしている中では英語を必要としていない人も多いでしょうが、国際化していくこれからは、日常面でもビジネス面でも英語があると有利な時代が来ると思われます。皆さんもこれを機会にぜひ英語の勉強に取り組んでみてください!