風邪の時ネギを首に巻くのは本当に効くの?
現在絶賛風邪をひいている管理人です。
皆さんも今まででに「風邪を引いた時にはネギを首に巻いて寝ろ!」というおばぁちゃんの知恵袋みたいな知識を聞いたことがあるのではないでしょうか?
僕は最初、これは都市伝説であると思っていましたが、なんとちゃんとした根拠があり実際に効果も期待できる療法のようです笑
そこで今回は、風邪を引いた時にネギを巻く
ことの効果、その根拠について調べてみました!
ネギの匂いは殺菌効果あり!
ネギには独特の青っぽい匂いや辛みがありますよね?
これはネギに含まれる「アリシン」という成分によるためです。このアリシンは、ニンニクにも含まれる成分なのですが、摂取するとさまざまな効果を得られるなかなか凄い成分なのです!アリシンの効果としては、
が挙げられます。そして、これらの成分に加えて"強い殺菌効果"も含まれており、この力で風邪に対処しているのですね。
このアリシンはネギの匂いにも含まれており、昔の人はネギを鼻に比較的に近い首に巻くことによってその臭いを嗅ぎ、風邪を治そうとしていたのですね!
しかし、匂いによって摂取できるアリシンの量は微量のため、本当に効果を得るためには食することが一番なようですね。
また、アリシンは水に溶けやすく、熱にも弱いという特徴を持っており、調理をすると効果が薄くなってしまう可能性があります。
風邪対策効果を最大限発揮するには、ネギを生で食べるのがベストなようですね。
風邪を引いた時のネギの効率の良い摂取方法!
でも生臭いネギを生では食えへん……
そんな人もいらっしゃると思います。しかしアリシンの効果を得るためには熱することができない…。
そんな時にはネギを炒めることがいいようです。 加熱に弱いアリシンは、油で調理すると分解されにくい状態になるといわれているため、油を使った炒め物はアリシンを摂取する時には最適の調理方法といえるようです。
さらに、アリシンの熱に弱く溶けやすい性質を逆手に取り、鍋の具材に入れるという食べ方もあります。スープにアリシンが溶けこむため、ネギと一緒にスープも飲むことによって効率よく摂取できます。
というわけで、ネギを首に巻くことが風邪対策に繋がるというのは、ネギに含まれる
"アリシン"の効果によるものでした。また、これは風邪の予防というよりは引いた後の対策に近いものなので、風邪を引いたらネギを食べましょう!!
参照: https://www.olive-hitomawashi.com/column/2017/11/post-623.html
https://rdsupport-haken.jp/column/000124.html
https://joyplot.com/life/2017/03/11/アリイン-アリシン/
https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/sakakibalto/entry-12336434008.html